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船外機用ジャックプレートの効果 | jack plate

ジャックプレート

ジャックプレートとは

バスボートに取り付けるジャックプレートは、ボートの船体と船外機のジャックプレートを接続するブラケットです。ジャックプレートは一般的に強固な金属製であり、船外機の取り付けが安定します。ジャックプレートは船外機の高さを調整するために使用されることがあり、これによりボートの性能や操縦のパフォーマンスを向上させることができます。

ジャックプレートの取り付け

ジャックプレートは、ボートの後部にあるトランサム(船尾部分)にセットバックして取り付けます。船外機をジャックプレートに取り付け、必要に応じて高さを調整することで、プロペラと船体の位置関係を最適化することができます。

ジャックプレートの効果

ジャックプレートのメリットとしては、ボートとの相性にもよりますが、速度増加・旋回性向上・船外機エンジン取り付け高さ調整の簡便化・ボート全長が長くなるので直進性向上等が上げられます。最大の特徴は単純にジャックプレートの幅分だけ船外機をセットバックできることです。それにより、滑走中にトランサム底部から排出される水流が少しでも緩くなる部分にロアユニットが置かれ、水の抵抗を少しでも軽減し、速度の増加が期待できます。また、トランサム付近は水が押し退けられ水位が下がりますが、トランサムから離れるに従って水流が盛りあがります。ジャックプレート無しと有りの場合を比べると、ジャックプレートを取りつけてセットバックした場合、少しでも船外機取り付け位置を上げることができます。
一方、ジャックプレートのデメリットは、ジャックプレート分の重量が増えることです。100kg以上もある船外機をセットバックすることでボート全体のバランスが大きく後方に寄ってしまいます。それによりバウが持ち上がり過ぎて、静止時の安定性が悪くなる可能性もあります。また比較的小さなボートではジャックプレートを付けることによりバランスが崩れ、トータルな走行性能が落ちる場合も考えられます。大型ボートでも何インチのジャックを付ければどのような効果が出るかというのは予想が難しく、なかなか気軽に取り付けられるパーツではありません。取りつけの際は経験が豊富な人や、知識のある人に相談することをおすすめします。

ジャックプレートの種類

ジャックプレートにはマニュアル式と油圧式があります。マニュアル式は文字通り何箇所かボルトで調整してジャックプレートに付いた船外機の高さを手動で変更します。油圧式は油圧により走行中でもスイッチ1つで簡単に船外機の高さを調整できるので、湖面の状況などに応じて船外機の高さを微調整しながら走行できるのが便利です。しかし、オイルポンプを含めたジャックプレート全体の重量は大幅に上がりますので、取りつけの際はその点を考慮する必要があります。

ジャックプレートのメーカー

R&R DESIGN

T-H MARINE

PANTHER

キサカダイレクトのジャックプレート

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