特集ページ

船外機用スタビライザーの効果 | Stabilizers for outboard

スタビライザーとは



スタビライザーの仕組みは、画像のようにエイのヒレのような形をしています。船外機のキャビテーションプレートに取り付けて使用します。船外機に取り付けることによって水流を受けて、上の方向に浮力が働きプレーニングのサポートします。

プレーニングとはボートが滑走状態に入ったことを意味します。プレーニング状態になると船体の摩擦が減り水面を滑るように走ります。

スタビライザーの効果

表面を流れる水流が力学的にスタビライザーの下面に上方向のスラスト圧を創り出し、船尾を押上げ船首を押し下げます。

具体的なスタビライザーを取り付けるメリットは

メリット
●ハンドリング性能が向上する。
●キャビテーション、ポーポイズを抑制する。
●トーイングスポーツでのボートコントロールが良くなる。
●燃費が向上し、トップスピードのロスがほとんどなくなる。
●プレーニングまでの時間が短縮する。

こんな人におすすめ
●プレーニングに入れない、またはプレーニングに入るのが遅い
●船に漁具などを積んでいる
●複数人を船に乗せて操船する
●直進の安定性を上げたい

スタビライザーを取り付けるデメリットは、タイプによっては、船外機のキャビテーションプレートに穴あけ加工する必要があります。

スタビライザーのタイプ


ハイドロフォイルスタビライザー SE SPORT
スタビライザーの中でもトップスピードにを出す時に時に最もロスが少ないタイプです。ターボトラックと呼ばれる裏面のチャンネルが高速運転の水流の乱れを防ぎ、ドラッグ(抵抗)を減少させます。プレーニング時間の短縮はもちろん、トップスピードの安定向上、旋回中のホールド感も抜群です。
※SE SPORT 300を船外機へ取り付けるためには穴あけ加工が必要です。




StingRay SR2-1
40~300HPの大半の船外機・船内外機に取り付けが可能です。スターンヘビーなボートにお奨めです。エンジンの損傷や脱落防止効果があります。 また、表面処理によって水中抵抗が低減され5~10%程度の燃費が向上します。プレーニングまでの移行スピードを最大50%短縮し、燃費効率の上昇します。
「StingRay」の取り付け穴の位置は「SESPORT300」と互換性があります。



ハイドロフォイルスポーツクリップ SE
船外機に穴あけ加工不要で取り付けることが可能なアンダープレートタイプです。トリムタブがないエンジンは固定用パーツ(タブキャッチ)が使用できないので取り付けができません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ボーティングする際、必須アイテムでは無いけれどもあった方が何かと便利なスタビライザー。
普段一人でボートを運転している方が、複数人を船に乗せて操船する時にプレーニングが上手くいかない場合に、スタビライザーを船外機に取り付けることによって、スムーズにできるようになります。船外機の馬力によって適合するスタビライザーも異なるので、使用する時に適合を事前に確認しておくことをオススメします。

キサカダイレクトのスタビライザー

スタビライザーの一覧ページを見る